当医院でのこれまでの感染対策、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大後の感染対策について
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久しぶりの投稿となります。
間瀬デンタルクリニックの勤務医、丸山です。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によって、皆様の生活も大きく様変わりした事と思います。
私達が携わる歯科医療についても、連日報道で多く取り上げられています。
歯科医療は患者様のお口の中を拝見させて頂き、手を加える事の多い仕事です。そのため、歯科医療に携わる人々は、今回の一連の報道で取り扱われるよりもずっとずっと昔から、感染対策については治療・予防と共に取り組み続けてきていました。
当医院でも以前より設備・対策を行っております。(設備につきましては、HP内 「院内感染への取り組み」 をご参照ください。)
設備や器具については、ClassB 滅菌器や、ジェットウォッシャーを揃え、器具毎に個別滅菌を行っていたりと、就職希望の歯科医師、衛生士さんや、同業者の方にも自慢できるような体制が整っています。
また、今回の出来事を受けて、新たな取り組みも始めさせていただいております。
・診療時間の短縮
【午前 8時30分~12時00分(最終受付11時30分)】
【午後 13時30分~17時30分(最終受付17時)】
※短縮された時間帯につきましても最小限のスタッフ配置をしておりますので、緊急性の高い治療内容については例外的に対応させていただきます。
・スタッフのマスク・防護ゴーグル着用
・検温による体調管理と時間差出勤
・患者様ごとのユニット消毒
・患者様への術前の専用の薬剤でのうがいのお願い
・患者様来院時の体温の検温
・患者様の待合室でのマスク着用と手指消毒のお願い
・患者様への新型コロナウイルス感染拡大に伴う問診票への記入のお願い
などです。
また、新型コロナウイルスの感染の疑いのある(37,5℃以上が継続し咳症状の有る方)方につきましては厚労省の指導により、来院前に管轄保健所の指示をうけていただくようお願いしています。
治療内容によっては、担当歯科医師の判断により、延期をお願いさせて頂く事がございます。
また、治療内容によりましては、延期する事で歯やお体に大きな影響を与えてしまう可能性もございますので、延期を希望される場合には自己判断せず、一度お問い合わせ頂く事をおすすめします。
新型コロナウイルスは文字通り「新型」である事から、厳密な意味での専門家は存在せず、近い種類のウイルスの知識が深い方、一般的な感染症の対策や治療に携わっていた方などを中心に、これまでの経験や今ある情報を頼りに対策を行い、結果を見定めて次の対策を立てる、というような状態です。
中には、根拠の薄弱な推測や、全く真実を捉えられていないような意見も出回っている、と聞きます。
(この「聞きます」という言い回しや「と言われています」「と聞きました」という言い方を聞いたら、情報の精度を今一度確認しなければいけませんね。)
私も、今流れている報道には思う事、言いたい事が色々とあります。
これにつきましては、新型コロナウイルス以前から様々な感染症が世の中には存在していますが、当医院でも私の知る限り特定の感染症に治療を通じて感染したスタッフは未だおりません。とだけお伝えしておきます。
今回新たに実施している対策の中には、患者様にご協力をお願いするものもいくつか含まれていますが、新型コロナウイルス感染拡大以前から続く、感染者がいない、という当たり前で喜ぶべき状態を皆様と共にこれからも長く続けて行きたいと考えておりますので、どうかご協力の程をお願いいたします。
私どもも常に考え、努力を続けて行きたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。