あなたは笑顔に自信がありますか?
美しい笑顔程、魅力的なものはありません。
美しい人とは白く輝く歯を見せてほほ笑むことのできる人です。
審美歯科治療の目的は、よりステキな笑顔をつくることで、より幸せになることです。
審美歯科治療とは
審美歯科治療とは、歯や歯並びをより美しくするための治療です。
それは単に歯の色が変色していたり、歯並びが悪いことだけを改善するものではありません。最終的には美しい笑顔を造り、それが人生の幸せにつながることが目的です。
自分自身が魅力的になりたいのなら、まず第一に考えることは美しい笑顔を得ることではありませんか?
他にどんなにお金をかけても、いくら美容院できれいになっても高価な洋服を着ても、笑顔が美しくなければ台無しです。逆に笑顔さえ魅力的ならそれだけで十分光り輝くのではないでしょうか?
審美歯科とは美しい笑顔を造ることです。
私たちの治療により、もし皆様の笑顔がより美しいものになり、その人生さえ変えることができたなら歯科医としてこれ以上嬉しいことはありません。
当クリニックの審美歯科治療における4つの特徴
1感覚ではなく「データ」に基づいた客観的な診断
審美歯科治療の最低条件は、その人その人にあった色合いの歯を選択し製作することです。人間の目でどのくらい白くなったのかよくわからないということがありました。現在は歯の色見本を用いて、確認、製作の指標となります。
これにより「感覚」ではなく、しっかりとした「データ」に基づいて患者様にあった歯の色を選定し、詰め物・かぶせ物を作り上げることが可能になりました。
2カウンセリングの徹底
当然の事ですが、まずは患者様の希望・理想を正確に把握することが大切となります。当クリニックでは、患者様がリラックスしてお話しできるように個室の「カウンセリングルーム」を設け、患者様の希望・理想をお聞きするトリートメントコーディネーターがおります。
患者様によってはご自身の考えを歯科医師に素直に伝えにくいという方もいらっしゃると思いますが、トリートメントコーディネーターは患者様と歯科医師の間に入り、患者様の思いをトコトンお聞きして担当医師に伝えますので、お気軽に何でもご自身の希望や疑問をお話し下さい。納得のいくまで時間をかけてご相談いただけます。
3優秀な歯科技工所との連携
皆様はあまりご存じないかもしれませんが、詰め物・かぶせ物は歯科技工所という別のところで作製します。1から100まですべて歯科医師が作るわけではありません。つまり、いくら歯科医師の能力が高くとも、連携している歯科技工所の能力が高くなければ決してよい技工物(詰め物・かぶせ物)は作れないということです。したがって、どの技工所と連携しているかで詰め物・かぶせ物の良し悪しが変わってきます。
4「美しさ」だけでなく「機能性」も考えた治療
審美歯科治療をしたことにより、あごが疲れたり肩こり・腰痛・頭痛などが発症することが稀にあります。これは治療により「咬み合せ」が微妙に変化したことに起因する場合があります。審美歯科治療では「歯の美しさ」も大切ですが、同じくらいに咬み合わせなどの「機能性」も考慮したお口全体の治療計画を立てる必要があります。
特に歯ぎしり・くいしばりぐせのある人は慎重に計画を立てなければなりません。
また、治療される方の生活習慣、年齢、性格、顔の輪郭、雰囲気、肌の色、よくつける口紅の色などによっても提案内容が変わってきます。
これらをトータルに把握し、患者様に一番合ったものを提供することが審美歯科治療の成功を導き、患者様の満足につながるものと考えます。
あなたに適した
審美歯科治療
小さな虫歯をキレイに治療したい、銀色の詰め物を白くしたい
レジン(プラスチック)には「保険適用」のものと「保険適用外」のものがありますが、ここでは審美性の優れる保険外のレジンをご紹介します。
保険外光重合レジン充填(ダイレクトボンディング)
メリット
- 銀歯と比べて審美性に優れる
- 適合性が高い
- 金属アレルギーにも安心
デメリット
- 強い力のかかる所等適さない箇所がある
- ブリッジに出来ない
- 金属よりは割れやすい
- 時間の経過とともに変色することがある
- 摩耗しやすい(耐久性がやや弱い)
大きな虫歯をキレイに治療したい、銀色の被せ物を白くしたい
保険が適用される治療と、保険適用外の治療の2通りの治療法が存在します。
硬質レジン前装冠(前歯のみ適用)(保険適用)
これは保険適用の治療となります。前歯のみ適用です。
メリット
- 保険適用なので安価
デメリット
- 変色しやすい
- 汚れが付きやすい
- 欠けやすい
セラミッククラウン(保険適用外)
これは保険適用外の治療となります。
メリット
- 審美性に優れる
- 変色しない
- 摩耗しにくい(耐久性がある)
- 汚れが付きにくい
デメリット
- 値段が高い
「セラミック」といっても、数種類のセラミック素材があります
実は、セラミックと一口に言っても、使う素材により何種類かに分かれます。それぞれの特徴は以下をご覧ください。
ハイブリッドセラミックス
セラミックとプラスチックの混合物です。
プラスチックの性質を有しているので変色の可能性が有ります。審美性はオールセラミックより劣ります。
メタルボンドセラミック
表面はセラミックですが、裏側に金属を使用します。よって、金属アレルギーを起こす可能性があります。しかし、金属を使用しているので強度に優れます。審美性はオールセラミックより劣ります。
オールセラミック
素材はセラミックだけで出来ています。よって、金属アレルギーの心配はありません。また、審美性はこのなかで一番優れています。
しかし、硬く柔軟性が無いため「割れやすい」というデメリットがあり、強い力が加わる奥歯などには使用できません。
ハイブリッドセラミックス、メタルボンドセラミック、オールセラミックの3つの中で、最高素材といわれていたのが「オールセラミック」です。しかし、割れやすいというデメリットがありました。そこで、オールセラミックのデメリットを克服した「ジルコニアオールセラミック」という素材が開発されました。
ジルコニアは「人工ダイアモンド」として知られており、最高クラスの強度・審美性・生体親和性(体への優しさ)を持ち合わせ、今やオールセラミックに代わる最高素材と言われています。 さらに、ジルコニア単独のかぶせ物も開発され、特に強度のみを重視した奥歯には応用の範囲が広がりました(アプリコットクラウン)。
ジルコニアセラミック
- 以前のオールセラミックよりも優れた審美性
- 強度と柔軟性を併せ持つ
- 金属アレルギーが生じない
- 変色しない
- 汚れがつきにくい
つまり、全てのセラミックの「いいとこ取り」したものが「ジルコニアオールセラミック」ということになります。
短期間かつ低価格で白い歯を手に入れたい
お仕事が忙しい方、審美歯科治療に興味あるが「値段が高い」と
躊躇してしまっている方にお勧めのセレックシステム
セレックシステムとは?
セレックシステムとは、審美歯科治療(差し歯治療)で使われる、セラミックインレー(セラミックの詰め物)、セラミッククラウン(セラミックのかぶせ物)をその日のうちに作製できるシステムです。このセレックシステムの特徴をお伝えします。
特徴1短期間で白い歯が入ります
従来の治療法では、セラミックのつめ物・かぶせ物を作る際、製作の関係上2~3回程来院して頂く必要がありました。しかし、セレックシステムを使う事で、通常よりも短期間でセラミックのつめ物・かぶせ物を作製することが可能になりました。
- ※「虫歯の治療」が必要な場合、別途治療期間が必要になります。
- ※その他のケースによっては時間がかかる場合もあります。
特徴2白さは「半永久的」に持続します
セレックシステムではセラミック素材を使うため素材の性質上、半永久的に変色しません。
特徴3通常のセラミック治療よりも「安価」
従来法での審美歯科(差し歯)治療は「歯科技工所」と連携してつめ物・かぶせ物を作製しますので、歯科技工所に支払う費用がどうしても発生してしまい費用も高くなります。しかし、セレックシステムでは「歯科技工所」は関与せず、すべての製作工程を歯科医院単独で行えるため、患者様に支払って頂く費用を大幅に引き下げることが可能となりました。
特徴4精度が高い
従来法では多くのステップを踏んでつめ物・かぶせ物を作製するのですが、複数の工程を経るためどうしても「ズレ」が生じてしまいます。この「ズレ」が積み重なり、最終的には患者様のお口に合わないものが出来上がってしまう事もあります。
セレックシステムは非常にシンプルな製作工程であるため、各工程に「ズレ」が生じにくく、お口に合わないという事はほとんどありません。
特徴5型取りが不要
セレック治療では、あの煩わしい「型取り」が 必要ありません。その代わりに、セレック専用の 3D光学カメラを使用して治療部を3D光学カメラで 撮影(スキャン)します。 わずか数秒の作業で、治療部の歯列がモニター上に 再現されます。嘔吐反射があって苦手な方であっても 苦痛を与えずスピーディに行えます。
治療の流れ
セレック治療を受診する際の流れをご説明します。
1カウンセリング
まずは患者様の希望・理想を正確に把握することがスタートとなります。当クリニックでは、審美治療に精通したドクター・スタッフが在籍しておりますので、希望・理想を私たちになんなりとお伝え下さい。
2お口の中を3D光学カメラでスキャン
セレック専用の3D光学カメラを使用して治療部を3D光学カメラで撮影(スキャン)します。わずか数秒の作業で、治療部の歯列がモニター上に再現されます。従来の型取りが苦手な方にも安心です。
33Dモニター上で歯の設計
モニター上で歯の形態や噛み合わせの調整を、あらゆる角度から行い、理想的な形にしていきます。設計後はさまざまな色のセラミックブロックから最適な色のものを選定します。
4製作(患者様にご協力頂くのはここまでです)
後は当クリニックで製作を進めていきますので、患者様は外出するのもOK、お仕事に行かれるのもOK、御自宅に戻られるのもOKです。その後の医院での作業工程は次のようになります。
ミリングマシンと呼ばれる機械(CAM)で、設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、つめ物・かぶせ物を精密に整えていきます。
5完成
削り出されたセラミックの歯を口の中へセットして治療完了となります。
セレック治療の留意点
セレック治療では、何点か留意点があります。
1前歯部のセレック治療は「可能」ですが、「推奨」はしておりません
前歯4本~6本など、広い範囲を同時に治療する場合は、ほとんど問題ありませんが、既存のセラミックブロックの選択による色合わせで合わせきれない色の模様や質感が隣在歯にある場合、1~2本のみの修復を行うと症例によりますが他の天然歯からやや浮いた感じになることがあります。
そのため当クリニックでは、審美性をより重視する場合には基本的に「ジルコニアオールセラミック」をお勧めし、セレックは主に臼歯部(奥歯)の治療をお勧めしています。
21歯単位でしか治療できません
セレック治療では1歯単位での治療となります。何本かの歯を土台としたブリッジや、連結した被せ物の作製はできません。上記の場合には、型取りを行う従来法による治療が必要となります。
※1歯単位の修復物を複数同時に製作する事は可能です。
料金
セレックシステムを利用する事で、通常のセラミック(つめ物・かぶせ物)よりも値段を抑えることができます。
セラミッククラウン
(被せ物)
セルトラ | 85,000円(保証5年) |
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担当医からのメッセージ
「前歯じゃないし、できれば安くしたいんだけど、銀歯は嫌だな。」「何度も通うのは大変。麻酔も何回もしたくない。」「歯医者の型取りが苦手なのよね」といったご要望にお応えできる治療法として、当クリニックではセレックシステムを導入し、院内技工による修復物を提供しています。
セレックを導入し約1年。200本以上の被せものを作製してきましたが、
その精度、審美性、治療期間の短さ、経済性はかなりのメリットであると感じています。
まず、あの煩わしい型取りが必要ありません。嘔吐反射があって苦手な方であっても苦痛を与えずスピーディに行えます。
また、型取りしないので医療廃棄物も減らすことができます。金属も使わず、アレルギーにも安心です。即日修復(1day treatment)であれば麻酔や通院回数まで減らせます。適合精度にも優れ、不適合による再製作はほとんどありません。
当クリニックで提供する他の補綴物(詰め物・かぶせ物)と比べてみると、前歯においては熟練した技工士の職人技でつくるジルコニアオールセラミックに軍配が上がると思いますが、臼歯(奥歯)で特にインレー(部分的な詰め物)の場合は治療期間や経済性も含めセレックのメリットの多さはダントツでしょう。
今のところ、難点はブリッジに対応できていないことでしょうか。しかし、メーカー側の進歩もあり、近い将来ブリッジも可能になると言われています。
また、削りだすセラミックブロックの研究開発もすすんでいて、今後さらに期待できる分野であると思われます。
セレックによる治療をご希望でしたらぜひお気軽にお問合せください。
コラム「セラミック治療でプチ矯正!!」
「歯並びがガタガタです。長い期間のかかる矯正治療ではなく、審美歯科治療でも対応可能と聞いたのですが、本当でしょうか?」
このような質問を受けることがあります。
結論から申しますと、審美歯科治療でも歯並びを改善することは可能です。しかし、それぞれの治療のメリット、デメリットをまず理解して頂くことが大切となります。
矯正治療は審美歯科治療と異なり、基本的に歯を削ったり神経の処置をせず、歯を移動させて歯ならびを正常の位置に導いていく方法で、「歯」自体には一番負担のかからない治療法です。多少の期間はかかりますが、最終的には本当にきれいな歯列に改善することができます。何よりも素晴らしいのは、一生自分の歯でいられるということです。
詳しくは矯正歯科・歯並びをご参照ください。
しかし矯正もいいことばかりではありません。期間が比較的長いこと、個人差はありますが若干の痛みをともなうこと、器具が見えて格好悪いことなど、主に精神面でのマイナスの要素があります。
そこで「歯の色と歯ならびを短期間に」という条件に合う方法としてご紹介するのが「オールセラミッククラウン法」です。
これは歯の全面にセラミックをかぶせ、歯並びを美しく改善する方法です。歯の色や形を歯並びを含めて自由自在に表現することができます。審美的には現在もっとも進んでいる治療法のひとつといえるでしょう。
また、できるだけ歯を削らないで白い歯にする治療法として「ラミネートべニア法」があります。歯を薄く削り、付け爪のようなもの(セラミック)を貼りつける治療法です。いずれの治療法も一長一短がありますので、まずは医師に相談してみてください。治療期間、費用などを総合的に検討して、納得のいく方法をとられるといいと思います。
審美歯科Q&A
- 「ホワイトニング」と「審美歯科」の違いは何でしょうか?
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ホワイトニングも審美歯科治療の1つですが、違いが2つあります。
1つ目は、「審美歯科治療」は歯を削る必要があります。「ホワイトニング」は薬剤などを用いて漂泊の原理を利用して白くしますので、歯を削る必要はありません。
2つ目は、「審美歯科治療」はあなたの好みの色や形を表現することが可能で、時間が経過しても治療時の色や形を保ち続けることができます。「ホワイトニング」では歯の質や治療回数などにより白さの度合いは個人個人異なってきます。
また時間の経過とともに白さが失われていきます。また、詰め物や人工歯の部分はホワイトニングでは白くなりません。このように治療法で一長一短がありますので、どの治療法の方がいいかは一概には言えません。担当医と相談してからの選択をお勧めいたします。詳細はホワイトニングについてのページをご参照ください。