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矯正治療について  -小児から成人に至るまで-  矯正専門医 黒木 健広

 

当院で矯正治療を担当する先生をご紹介します

当院では各分野の専門医を招いて治療を行っています。

 

矯正治療においても、専門医が治療を行っております。

今回は東京医科歯科大学矯正科(http://www.tmd.ac.jp/dent/dental-J.html)に17年間在籍していました矯正専門医の黒木先生のご紹介を致します。

矯正担当医①

 

■矯正治療を追求しようと思われたきっかけは何でしょうか?

歯科にもいろいろな診療科目があったのですが、歯列および顎顔面の成長発育に興味があり、専攻しようと思ったのは矯正でした。

お口の状態は年齢と共に時々刻々と変化します。その変化に対して柔軟に対応して治療を行っていきたいと思っております。

それが難しくもあるのですが、思い悩むこともあり、診療行為としてのやりがいを感じられます。

 

■治療中の「見た目」においての配慮はありますか?

矯正治療というと、歯にくっついている銀色のものをイメージされるかと思います。

これは「ブラケット(またはブレイス)」という装置なのですが、金属色をしており目立ちます。

これが嫌で矯正治療に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。

 

そこで当院の治療では、上下顎の前歯部(笑った時に見える範囲)

にはこの銀色のブラケットは使いません。

歯の色になじむ半透明の装置(レジン・プラスチック)

を使っていますので、患者様から

イメージしていたよりも全然目立ちませんね!

と喜ばれています。

レジン

 

また、透明のマウスピース状の矯正装置も併用しており、

取り外しができるマウスピースをお口にはめて頂く

ことで歯を動かしていきます。

マウスピース

 

■矯正治療におけるこだわりはありますか?

こだわりといいますか、常に試行錯誤です。

 

矯正を専門に行っている我々の目的は、いかに「効率よく」、そして「噛み合わせを考慮」し歯を動かすかを考え工夫することです。その結果、顎顔面形態のバランスがよくなり、顔貌も改善します。

今はいろいろな手法が開発されて脚光を浴びていますが、どの手法にもメリット・デメリットが存在します。

 

そのため私は、様々な手法を用いて、その人その人の成長過程をしっかり観察しながら把握し、状況に応じて臨機応変に様々なテクニックを使用していくスタイルで治療を行って

おります。

 

また、個々の患者様の不正咬合の状態を的確に把握して、

治療計画を立てるように、いつも心掛けております。

矯正担当医②

 

 

■最後に読者へのメッセージをお願いします。

そうですね。

では、成人の方で矯正治療を考えている方と、お子さんをお持ちの親御さんへ少しお話したいと思います。

 

「成人で矯正を考えられている方」

 

成人の方は早く治療を終了させたいというご要望が多いですので、通常は1カ月に1度来院して頂いていますが、治療期間を短くするため3週間に1度の来院計画を立てることもできます。

 

また、見た目にも配慮した装置を使っていますので、今まで「矯正治療はしたいが、あの装置がね・・・・」と思われていた方がいらっしゃいましたら一度ご相談頂けたらと思います。

 

「お子さんをお持ちの親御さんへ」

 

子供の場合は、成長および発育をうまく利用することで歯を動かしていきます。

効率よく矯正力をかけることで、理想に近い形で歯を動かすことができます。

 

よく、「お子様の歯並びは、早めに見せて下さい」とドクターから言われるかと思います。

これは、早期にお口の状態を観察することで、矯正治療が必要か否か、そして始める時期はいつが適切かを判断するためです。

 

矯正治療に適した時期を見極めるために、矯正治療をするしないにかかわらず、私たち専門医にお見せ頂けることが一番適切かと思います。

 

 

そもそも矯正治療が必要な歯並びとは?

さて、矯正治療が必要と言われる歯並びはどのようなものがあるのでしょうか?

代表的な歯並びを当院で治療した症例をお見せしながらご説明します。

 

出っ歯

皆様が良く知っている歯並びですね。上顎の前歯が下顎の歯よりも大きく前に出ている歯並びです。

出っ歯

 

開咬

奥歯が噛んでいるのにもかかわらず、前歯が噛んでいない歯並びです。

開咬

 

受け口

下顎の歯が上顎の歯よりも前に出ている歯並びです。

受け口

 

叢生(乱ぐい歯)

歯が様々な角度で生えてデコボコになってしまっている歯並びです。

叢生(乱ぐい歯)

 

いかがでしたでしょうか?

上記に該当する場合は、1度、歯科医院で診てもらうことをお勧めします。

当院では初めにお口の中の検査を一般歯科医が行い、何か問題があるときは矯正専門医に引き継ぎます。

一般歯科医による矯正相談は無料ですが、矯正必要ありとなった場合、矯正医による相談は有料となります。

 

もっと色々な症例を見てみたい方は症例集をご参照ください。

 

 

なぜ矯正治療が必要なの?

多くの方は、一度は矯正治療を受けようと考えたことがあるようです。

しかし、実際には「もう少し様子を見よう」、「お金もかかりそうだし、今すぐ不都合があるわけではないからいい」といった理由で、治療を受けないケースが多いようです。

 

しかし、こうした判断は顔面、顎骨、歯列の発育に大きな不利益を及ぼす可能性もあるということを理解して頂けるよう心掛けております。

 

代表的なものだけでも下記にあるように様々な弊害が考えられます。

 

1. 歯並びの悪さからくる顔の歪み

2. 容姿が周囲に与える印象

3. 本人が受ける心理的なコンプレックス

4. 早期に歯を失うリスク

5. 歯周病リスクの増大

6. むし歯リスクの増大

7. 口臭リスクの増大

8. 発音障害

悩み

 

 

矯正治療の流れ

1.相談

お悩みやご希望をお聞きします。

当院では、専門医と患者様との間にトリートメントコーディネーターが入って相談に応じますので、なんでもお気軽にご相談ください。

月に1~2回、土曜日と月曜日に相談を行っております。

カウンセラー

矢印

 

2.精密検査~カウンセリング

精密検査の結果をもとに、矯正治療全般に関して詳しくご説明をいたします。

少しでも疑問点がございましたら、再度ご説明し納得いただいたうえで、治療を開始するかどうかのお返事をいただきます。

※もちろん、この段階で治療を受けないという選択をしていただいても全く構いません。

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3.治療開始

歯に装置をつけ、歯に力を加え始めます。装置を付けている期間は約1~2年程度です。

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4.通院

歯を動かす期間は原則毎月1回通院して頂きます。

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5.治療終了

矯正装置を外します。但し、そのまま外しただけですと「後戻り」という現象を起こすため、保定装置(取り外し可能な装置)を装着して頂きます。

 

※保定装置は症例にもよりますが、約3年間(通院は3カ月、6カ月に1回程度)主治医の指示に従って使用して頂きます。

使用しないと後戻り(歯並びが悪い状態に戻ること)を起こし、再度矯正をする必要が出てきます。

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6.メインテナンス

保定装置の使用を確認後、当院のメインテナンスを定期的に受診して頂き、保定装置を終了する時期まで、経過を観察していきます。

 

 

症例集

当院で治療した症例をビフォア・アフター形式でご紹介します。

ご興味のある方は症例集をご参照ください。

 

 

患者様の声

当院で治療をした患者様の声をご紹介しております。

詳しくは患者様の声をご参照ください。

 

 

料金表

料金表はこちら

 

 

矯正歯科Q&A

1.矯正治療の相談をしたいのですが、どうすればいいですか?

2.矯正治療の装置をつけている期間を教えてください

3.通院の頻度はどれぐらいですか?

4.虫歯や歯周病が発見された場合でも、矯正できますか?

5.矯正は痛みがありますか?

 

矯正治療の相談をしたいのですが、どうすればいいですか?

当院に電話またはメールでご連絡いただき、矯正治療相談の予約が取りたいという旨を伝えて下さい。一般歯科医が診査の上、矯正治療必要の場合は、矯正専門医の相談の予約をとります。

矯正治療の装置をつけている期間を教えてください

矯正治療の期間は、開始年齢や歯並びの状態で大きく異なりますので、ここでお答えはできません。矯正相談で、大まかな治療期間についてお伝えいたしますが、実際には検査をして治療計画を決定しないと、詳しくはお答えできないことが多いです。個々のケースで異なりますので、相談の上、確認を御願い致します。

通院の頻度はどれぐらいですか?

一般的に固定式矯正装置を付けている時は、月に1回の間隔が多いです。矯正治療が終わり、リテーナー(保定装置)を使用する保定期間では、3カ月~6ヵ月の間隔です。

虫歯や歯周病が発見された場合でも、矯正できますか?

矯正の前に歯の検査をします。そこで虫歯や歯周病が発見された場合は、先に必要な治療をすませてから矯正治療を行ないます。

矯正は痛みがありますか?

矯正治療は、痛みを伴うことが通常です。痛みには、2種類あります。

1つ目は、歯が移動する際に炎症反応が起こり、歯が痛くなると考えられています。具体的には、上下の歯を当てると痛い、強く噛むと痛い、食いしばると痛いという感じが2日~10日間程度続きますが、通常は3日ぐらいで痛みが消失します。

また、ワイヤーを交換し、歯を動かす力が強くなると再び痛みを感じることもあります。しかし中には全く痛みを感じない人もいます。個人差が大きいので、痛みの期間は3日~10日間程度とご理解下さい。

2つ目は、装置が唇や、頬の内側の粘膜に当たり痛みを感じる場合です。

この場合は口内炎ができたり、粘膜に傷が付き出血したりすることもあります。

応急処置として、装置が当たる部分にワックスという粘土のようなもので、装置を覆い、装置が粘膜に当たるのを防ぐ方法があります。また、装置を削ったり、ワイヤーにカバーをしたりすることで対応していきます。